ストレッチの正体
今日は「ストレッチ」のお話です。
皆さんの持つストレッチのイメージですが、「筋肉を無理やりギュ~~~と伸ばされて痛い」
ではないでしょうか?確かにギュ~~~と伸ばすのですが無理やりではないのです。
人の身体を無理やりどうにかすると怪我となります。こんな経験ないですか?
普段しない様な無理な体勢で、物を拾ったりして身体を痛める。これは筋肉が正しい方向に
動かせていなかったためですね。
実はストレッチ。人間が持っている生理的反応を利用する運動なのです。
例えば、身体が熱くなると汗をかいて冷やそうとします。これは体温を監視する役割を持つセンサーが
働き、起こる反応です。
筋肉にもセンサーがあり、筋肉が引き伸ばされると作動します。この時センサーが作動することによって
断裂を防ぐために筋肉を緩めるのです。
ストレッチは、このセンサーを働かせるという事が大事なのです。
しかし一つ問題がありこのセンサー、作動するまで少し時間がかかります。最低7秒~10秒かかると言われています。
スポーツでの「肉離れ」。これはセンサーが作動する前に、大きな力が筋肉に加わり起こる怪我です。
もし自宅などでストレッチを行う時は、この様な身体の仕組みを意識して、時間をかけてゆっくりと行って下さい。
それまでとは違う効果が出ると思います。
興味のある方は、いつでもお気軽に北野885整骨院にご相談を。
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